ゴッゴル » 51 ゴッゴルに関する誤解
『誰が「ゴッゴル」を殺すのか』への反論
世の中には常にたがわず、ゴッゴルに関する誤解、用語の誤用等が見られる。
本稿は、ウンゲルット・ダッジェンバウム著「だれが「ゴッゴル」を殺すのか」で述べられている『ゴッゴルの衰退』[1]について、誤解を解こうと試みるものである。
概要
- 「誰が「ゴッゴル」を殺すのか」で取り上げられているゴッゴルは「近代ゴッゴル」である。
- 近代ゴッゴルはもはや過去のものであり、現代ゴッゴルの研究は現在でも盛んである。
- 近年の「超ゴッゴル」の発見を筆頭に、数々の研究成果が報告されており、「ゴッゴル」が衰退しているとはいえない。
本文
ゴッゴルの衰退について、その犯人探しが主体となっている。
だれが「ゴッゴル」を殺すのか
「近代ゴッゴル」が衰退したかのように見えるのは、「近代ゴッゴル」ではコンブロイヌ境界面に関する説明が十分にできず、新たな理論構築が求められたためであり、その要請にしたがって登場した「現代ゴッゴル」にとってかわられたからである。ウンゲルット・ダッジェンバウム氏は、故意にこの点に関して言及するのを避けているとしか思えない。
もしかしたら今でも知らずに使っているのかもしれない。
だれが「ゴッゴル」を殺すのか
この「今でも知らずに使っている」ものこそが、「現代ゴッゴル」の成果であり、ゴッゴルの奥ゆかしさでもある。喧騒で飽きられるのも早かった「近代ゴッゴル」に対し、「現代ゴッゴル」は自身が使われていることを明確に自己主張しない。そのため、本研究サイトのような「現代ゴッゴル」に関するWebページの登場が研究者の間で広く望まれている。
「現代ゴッゴル」の研究は広く、だが静かに行なわれている。近年の「超ゴッゴル」の発見により、一部の科学者の注目を集めることとなったが、まだ一般には知られているとは言いがたいのが現状である。このことをもって、「ゴッゴルは衰退した」というのは適切ではない。単に、知られていないだけであり、今でもゴッゴルは生活に根付いている。例えば、最近のレトルト食品には「現代ゴッゴル」技術が使われている。いわゆるマジックカットも「現代ゴッゴル」の成果の1つである。
さて、注目を集めつつある「超ゴッゴル」であるが、「現代ゴッゴル」関連理論だけでは説明しきれない現象も発見されており、新たな統一理論の構築が模索されている。構築中の理論の1つとして、「超Tバック理論」を挙げておく。
参考文献
- [1] 誰が「ゴッゴル」を殺すのか ウンゲルット・ダッジェンバウム (マルペンドル出版) 2003
参考
投稿: 2004-10-20 午後 01:45 | 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (4)