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2003.12.26
Windows XP 同梱の IE6.0 とそれ以外の IE6.0 での動作の違い
上記の Web ページを読んでいて思い出したことがあります。
IE6.0 に限定して話をします。なぜか、原因は今のところはっきりしていないのですが、Windows XP に標準で付いてくる IE6.0 と Microsoft の IE のダウンロードサイトからもったきた IE6.0 とで、微妙に CSS 回りの解釈に違いが出ることがあるようです。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang="ja" xml:lang="ja">
のように html 要素が記述されている XHTML ページでは、両方の IE6.0 での動作の違いは見られないことが経験的にわかっています。しかし、
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
または、単に
<html>
と記述されている XHTML ページでは動作の違いが観測されることがあります。
動作の違いが顕著に出るのは、「blockquote 要素」 と 「pre 要素」 で、行が長い場合の改行のされ方や、スタイルシートで overflow: scroll; あるいは overflow: auto; の指定をしたときの見栄えに違いが現れます。ただし、常に違いが現れる訳ではありません。
これは Windows XP に標準で付いてくる IE6.0 のバグのような気がするのですが、
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang="ja" xml:lang="ja">
と書くようにするだけで、誤動作(?)を防ぐことができます。
残念ながら、ココログでは、html 要素はいじれないので、上記の対策を実施することはできないのですが。
ということで、Windows XP をお使いの方は、この記事のように blockquote 要素を使っている XHTML ページは、変な見え方をすることがあるかもしれません。このような事情があることを、頭の片隅にでも置いておいてくだされば、幸いです。
投稿者: tsupo 2003.12.26 午後 04:53
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