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2004.05.16
CASSHERN
厳密には「特撮」ではない気がするけど、とりあえず、カテゴリは「特撮」にしておきます(正確にはCGアニメーションと実写の合成で、SFX は使ってないと言い切っていいんじゃないかと思います)。
15日に、イオンワンダーシネマで「CASSHERN」を見てきました。なかなか「いい」ものを見ることができた、というのが正直な感想。恥ずかしげもなく、あんなわかりやすい映画、よく作るなぁ、と思いました。難解であると書いている人を見かけていたので、ちょっと気構えて見に行ったのですが、わかりやすすぎ。思いっきり、言いたいこと言ってるし、結局、最初に言いたいことがあって、今回たまたまキャシャーンを利用しただけ、という感じですね。言いたいことさえ言えれば、別にキャシャーンじゃなくてもよかった。イラクとかパレスチナに十分置き換え可能。
そうはいっても、キャシャーンを題材にすることにした以上、それなりの工夫は必要。ということで、いろんなことをしてますね。脚本はそれなりによくできてるし、キャシャーンの背景もそれなりに理解した上で作ってる。設定はオリジナルのキャシャーンとは別物だけど、雰囲気は出てる。一箇所、矛盾してるぞ、ってところがあったけど、最後の方の謎解きでちゃんと解決されてる。上月ルナ役の人、アニメ(OVAじゃない方。最初にTVで放送されたバージョン)のルナにかなり近いし、いけてます。惜しむらくはフレンダー。単に名前を借りてるだけ。
あんまりお勧めとは言えないけど、見る価値はあるかも。ってところでしょうか。時代背景、何となく、豊田有恒のアジアを舞台にした一連のタイムスリップもの(「モンゴルの残光」など)を連想させるものがあります。あと、フィリップ・K・ディックの「高い城の男」。といっても、かすかにそれっぽい雰囲気があるに過ぎないんだけど。「モンゴルの残光」や「高い城の男」を期待されても困る、っていうか。
少なくとも万人向けではないのは確か。よくもないし、悪くもない。TVアニメ版の「キャシャーン」に思い入れのある人(もしくは、ブライキングボスが出てこない「CASSHERN」なんて「キャシャーン」じゃないって人)は見ない方がいいかも。一方、OVA版の「キャシャーン」のファンは見ても問題ないんじゃないかなぁ、という微妙なところ。あっ、寺尾聡ファンは必見かも (^^;
まだ、発売決定してないのに、すでに発売を見越して予約が始まってますね。
キャシャーン (アマゾン)
関連記事: 憎しみと闘い、愛とキャシャーン(CASSHERN)を見て思うこと…
参考:
私といっしょに「CASSHERN」を見に行った新明解氏の感想。
投稿者: tsupo 2004.05.16 午前 01:51
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