映画ファンド

☆

コナミの「ゲームファンド」(ときメモ)、gonzo の「アニメファンド」に続き、今度は映画のファンド。アイドルのファンドというのもありました。

松竹は、映画資金を個人投資家から集め、興行成績によって償還額が変動する「映画ファンド」を立ち上げる。来秋公開予定の「忍　ＳＨＩＮＯＢＩ」が対象で、製作費と配給経費を合わせて１５億円のうち、１０億円をファンドで調達する。

(略)

映画は山田風太郎の「甲賀忍法帖」を原作に、人気俳優の仲間由紀恵さんとオダギリジョーさんが主演する。

松竹が個人向け映画ファンド　１０億円の調達を計画 - asahi.com : 経済

甲賀忍法帖といえば、「アニメファンド」でも出てきましたね。

同ファンドが対象とするのは、講談社のヤングマガジンUPPERSで連載している漫画「バジリスク 甲賀忍法帖」を原作としたTVアニメ「バジリスク（仮称）」。

楽天証券など、TVアニメを証券化した「アニメファンド！」を開始 - CNET Japan

ということで、今回の「映画ファンド」と、以前の「アニメファンド」の間には、何らかの関連がありそう。

次から次へとエンターテインメント産業関連ファンドが出るということは、それなりにうまく回っているということなんでしょうね。それとも、依然としてファンドの数は少ないので、まだまだ評価は定まっていないと見るべきなのかな。

---

「アイドルファンド」は結構、厳しい状況のようですね。 (参考記事: 足切り結果発表)

でもこれ以降、ゲームのファンドって聞いていないから、失敗の部類に入るんだろうな。

雑文御免！:ときメモファンド

「ゲームファンド」も厳しい結果。資金調達側にはメリットが大きいと思うけど、投資する側のメリットはいまひとつかも。

---

関連記事: 松竹が「忍 SHINOBI」で映画ファンド、 杉山淳一：「ゲームに投資する」という仕事【後編】 の 4ページ目