Technorati の tag

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del.icio.us の tag が読み手側が自分自身の便宜を図るものだとすると、Technorati の tag は書き手側が(自分自身を含む)読み手側の便宜を図るものだと言えるでしょう。

どちらの tag も、自分で積極的に付ける必要があるのが特徴。Technorati のタグは、書き手が能動的に付けた tag 以外に、RSS に入る dc:subject (つまり、記事を投稿するときに指定するカテゴリ[MovableType や TypaPad 系の場合])を tag として使うので、半自動ということもできますが、カテゴリは書き手側が能動的に指定するものだから、結局、積極的に付ける必要があるもの、と捉えることができます。

カテゴリが tag になるということは、例えば、ココログ固有のカテゴリ「ウェブログ・ココログ関連」も tag になっていたりします。

ところで、Technorati のタグのページを見ると、文字が大きな tag ほど、さらに文字が太いほど、記事数が多いことを示しています。いま、何が話題になっているか、一目瞭然。所詮、日本語のブログは「日記・コラム・つぶやき」とか「日記」とか「日記・エッセイ・コラム」とか、要するに日記が中心なんだと、いまさらのように納得です(笑)

カテゴリを tag として扱うのは着目点として、いいと思います。カテゴリをつけて投稿する習慣のある人は多いですが、独自に tag の形式を定めて、これを記事に埋め込んでくれ、といっても中々埋め込んでくれる人はいないでしょう。まずは、tag (の恩恵)が普及するのを待って、独自の tag をも受け入れてもらえる土壌を作ろう、という戦略(なのかどうかは知りませんが)。何年か経って、tag がどういう扱われ方をしているか、振り返ってみると面白いでしょう、たぶん。

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関連記事: Technoratiが示したタグの使い方 (Going My Way)

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次は、Flickr に手を出すかな。