トラックバック 99の謎 (じゃなくて、「トラックバック雑感」まとめ)

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[要旨] 「ウェブログ虎の穴」(第18回)で採用されなかったネタを中心に、現時点でのトラックバックに関する見解を書いてみたいと思います。
[キーワード] 第三者トラックバック,攻め,受け

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2005.07.05

トラックバック 99の謎 (じゃなくて、「トラックバック雑感」まとめ)

遅くなってしまいましたが、ウェブログ虎の穴第18回「トラックバック入門」に絡めたフォローアップ記事を投稿します。最近、「モヒカン族」のキーワードを書いたり、日記を書く方に時間を取られて、他の作業が停滞してしまっています。「モヒカン族」が楽しすぎるからなんですが (^^;

「ウェブログ虎の穴」へはアンケートに答える形で意見を送ったんですが、全部採用されたわけではないので、没になった部分も含め、今回の記事を書いてみました。ここ数週間、言及リンクの有無に絡んだトラックバックの話題はあるんですが、第三者トラックバックについては全く触れられていないので、その辺を織り込んで意見を述べてみます。

なお、実際にアンケート回答用に書いた文面そのままではなく、今回の記事を書くにあたって、手を入れています。


どんなときにトラックバックを送るか?

元記事をフォローアップする記事を書いたとき、元記事にヒントを得て書いた記事はトラックバックを送ります。 ただし、「トラックバックを送るまでもないかな?」と判断した記事の場合は、トラックバックを送りません。 逆に、相手のblogの読者にも参考になりそうな記事を書いたときは、必ずトラックバックを送るようにしています。

あと、昔自分が書いた記事に対するトラックバックをいただいたblogに、関連記事あるいは後日談を書いたので見てくださいね、というお知らせトラックバック(一種のお返しトラックバック)を送ることもあります。オフ会の参加案内記事に対してオフ会の参加レポート記事からトラックバックを送るとき、なんかがそうですね。

トラックバックを送るときに、自分に課しているルール

トラックバックを送るだけの価値があるかどうか、自問自答して、送るだけの理由があると判断したときに送るようにしています。また、当方への記事への参照はないけど、関連性は深い(非常に興味深いと思った)記事をもらった時にはフォローアップ記事を書いてトラックバックを送ることもあります。

基本的に、相手が受け取って喜んでもらえるトラックバックを心がけていますが、反論や異論があるときは、極力冷静な記事を書いてトラックバックするようにしています。それでも激昂してしまう人がいたりすると、まだ自分が未熟なせいだと反省します。ここ最近は、そういう人がいらっしゃらないようなので、胸をなでおろしています。

受け取って嬉しいトラックバックは?

自分の知らなかったことを教えてもらえる記事、議論をさらに深めることができる記事は嬉しいです。自分の気づかなかったことをトラックバックを通じて教えていただけると喜びます。

もちろん、コメントで教えていただくのも歓迎です。メールでもいいんですが、できれば、トラックバックかコメントで伝えていただけると、読者の人たちとも情報共有できて、みんな幸せになれると思います。

受け取ってもあまり嬉しくない、あるいは困るトラックバックは?

いわゆるトラックバックスパムは嬉しくないです。 私の書いた記事に対する単なるクリップ記事で、特にコメントとか書かれていない記事からのトラックバックもあんまり嬉しくないです。

逆にコメントがたくさん書いてある記事(肯定的であれ、否定的であれ)はトラックバックを送っていただけると、さらなる議論の追求、興味の追及ができるので歓迎します。当方の記事に言及している記事をアクセス解析で見つけることがあるんですが、そういう記事こそトラックバックを送って欲しいです。

当方の記事への参照のない記事からのトラックバックであっても、十分関連があって、読みごたえがある記事で、他の読者にも参考になるようなものは歓迎しますが、そうでない記事からのトラックバックは基本的に歓迎しません。いわゆる「言及リンクのない記事」であっても、(私や読者の)役に立つ記事なら無問題です。

トラックバック送信失敗談

第2回SEOコンテスト(デースケドガー)のとき、トラックバック送信お断りとなっているところに誤ってトラックバックを送ってしまったこと。気づいた範囲では謝罪しましたが、気づいていないものもあるかもしれません。ご迷惑をおかけした方、申し訳ありません。

SEOコンテスト関連記事とそうでない記事とで、トラックバック受入れポリシーが異なる blog が多いので、よく確認してから送るようにした方がいいです。> 今後、SEOコンテストに参加しようと考えている人

記事への言及以外で、トラックバックの有効利用として面白かったもの、こんな使い方もあったのかと思ったもの

記事を書いた本人ではなく、第三者から、この記事とこの記事は関係が深いぞ、というくっつけトラックバック(いわゆる、第三者トラックバック)というものをいただいたことがあります。なんで第三者からのトラックバックだとわかったかというと、メールで連絡をいただいたからなんですね。特に何も連絡がないと、記事を書いた本人からのトラックバックなのか、第三者によるトラックバックなのか、区別できません。記事を書いた本人でも、トラックバック送信用の form を自分で書いて(もしくは、どこからかもらってきて)、ブラウザ経由でトラックバックを送信する(つまり、第三者がトラックバックを送るのと同じ方法を使うことになります)、ということはできますので、区別できないのです。

第三者トラックバックをもらったときには、そういう使い方もあったか、と感動しました。第三者でもトラックバックを送ることができる、というのを不思議に思う人がいるかもしれませんが、トラックバックの技術仕様書では、

  • トラックバック元の記事のURL (必須)
  • トラックバック元の記事の題名 (省略可能)
  • トラックバック元の記事の概要 (省略可能)
  • トラックバック元のサイト名(blog名) (省略可能)

を格納した電文を、相手先のトラックバックURLに送信さえすればいいのです。要するに、誰でもトラックバックを送ることができてしまいます。自分が送った覚えのないトラックバックを、どこかのblogである日突然見つける、という可能性もなきにしもあらず、なんですね。第三者トラックバックは(本人によるトラックバックでない限り)、当然、言及リンクのないトラックバックになります。この辺が、言及リンクのないトラックバックを拒否しようという動きにもつながってきます。

第三者トラックバック以外の意外な(?)トラックバックの使い方としては、間違って消してしまったトラックバックを復活させるために、第三者トラックバックと同じやり方で、自分で自分の記事にトラックバックを送ってしまうという使い方です。この方法を知っていれば、間違ってトラックバックを消してしまっても安心です。

あるいは、「その記事ではなくて、この記事にトラックバックをつけて欲しかったのに」というようなときには、いったんもらったトラックバックを消してしまって、改めて相手の記事と自分の記事を結びつけ直すためのトラックバックを送ることもあります。相手にトラックバックを送り直してもらう必要がないので、シャイな人にはおすすめです。滅多に機会はないと思いますけど。

トラックバックとコメントの使い分け

返事が長くなりそうなときや、自分の手元(blog)に残しておきたいときは、新たに記事を書き下ろしてトラックバックを送ります。返事が短いときや、その人以外には読んでもらっても意味がない(というか、わざわざ多くの人に知らせる必要性のない)ような文章はコメントの形で投稿します。

あと、トラックバック不可でコメントのみOKのところは、やむなくコメントにすることもあります(が強引に記事を起こすこともあります。トラックバックは送れないし、送らないんですが、アクセス解析で見つけてくれることを期待しています)。

トラックバックを使う上で、誰もが最も気をつかうべきこと

検索エンジン等でヒットした記事に片っ端からトラックバックを送るのはやめて欲しいと思います。

あと、概要というか、トラックバック中の記事本文が長すぎるのは何とかして欲しいです。適度な長さの概要を書いてください。概要を書けない blog ツールがあるのも知っていますが、できれば概要がきちんと書けるように対応してください > 概要が書けない blog ツールの作者様

当方の記事にトラックバックを送信される方へのお願い

重複トラックバックは当方で気づいたときに消しますので、いちいちコメントを投稿したり、メールで連絡していただく必要はありません。重複トラックバックだけ消してコメントをそのままにしておくと、あとで何が何やらわからなくなりますので、コメントでの重複トラックバックの連絡は不要です。

あと、お返しトラックバックは不要です。せっかくいただいても、お返しトラックバックに関しては、削除することがあります。

ということで、当方の blog のトラックバックポリシーも兼ねて書いてみました。SEOコンテストのときは、コンテストに合わせて、トラックバックポリシーを柔軟に変えるとは思いますが、基本的には、こんな感じでいきたいと思います。


「攻め」トラックバック × 「受け」記事

最後に、ネタを1つ。

是非はともかく。第三者トラックバックの「トラックバック元記事」の方を「攻め」、「トラックバック先記事」の方を「受け」とみなせば、カップリング目的のトラックバックというのもありなんじゃないかと妄想しています。夏コミで、トラックバック擬人化本を出してみようかな(って、そんなの誰も買わないってば)。
トラックバックの集中砲火を浴びる「ハブ」記事は、総受けと表現すればいいんだ!!

モヒカン族 - tsupoの日記 - もうひとつ

トラックバック擬人化本、どなたか一緒に書きませんか? といってみるテスト


関連記事 その1

関連記事 その2

関連記事 その3

投稿者: tsupo 2005.07.05 午後 09:56 | 固定リンク | このエントリーをはてなブックマークに追加 | このエントリを del.icio.us に登録 このエントリの del.icio.us での登録状況 | このエントリを Buzzurl に追加このエントリの Buzzurl での登録状況 | このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリのlivedoorクリップでの登録状況 このエントリをlivedoorクリップに登録している人の数 | 酢鶏巡回中

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