M3 Weblog

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[要旨] 先日参加したマイクロソフトのイベント(というかセミナーのようなもの)で M3 Weblog という ASP.NET 2.0 ベースの blog システムが紹介されていました。簡単にレポートしてみます。
[キーワード] blog,IIS,ASP.NET,Visual Studio 2005

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2006.02.13

M3 Weblog

先週の金曜日、名古屋国際会議場で開催された Microsoft Partner Technical Briefing に参加してきました。どういう内容のイベントかというと、早い話が Visual Studio 2005 と ASP.NET 2.0 の説明会ですね。

で、そのイベントで当初の予定にはなかった ASP.NET 2.0 上で動く blog システム「M3 Weblog」の解説が最後のセッションとして追加され、そこそこ興味のある話が聞けたので、簡単に紹介してみたいと思います。

まず、ASP.NET 2.0 について。ASP.NET 2.0 自体に、統一したデザインのサイトを構築するのをサポートする機能があって、スタイルシートの知識がなくても、手軽にデザインができるようになっています(いくら手軽にデザインできるとはいっても、ある程度のデザインセンスが要求されるのは従来のシステムと同じです)。また、簡単にデザインの切替もできる。Windows ではテーマを切り替えると、壁紙やらアイコンやらが一斉に切り替わりますが、それと同じように「テーマ」を変えることで、サイト内のデザインを一斉に切り替えることができます。

要するに、システムの側ですでに便利な機能が組み込まれているので、blog システムを自作する上での、敷居が比較的低くなっている訳です。だからといって、誰でもかっこいい blog がすぐに作れる訳ではないと思いますが。

それはともかく、去年の秋ごろから「Windows ベースのレンタルサーバ」を増やすキャンペーン(スタート・マイ・ドメイン)に乗っかって、ASP.NET 2.0 上で動く blog システムが増えつつあります。

今回紹介する「M3 Weblog」が、この「スタート・マイ・ドメイン」キャンペーンと関連があるのかどうかは不明ですが、わざわざセッションを追加してまで宣伝をするところを見ると、マイクロソフトは ASP.NET 2.0 を普及させるためのキラーアプリとして blog を利用したいということなのでしょう。

で、ようやく本題。この「M3 Weblog」は、IIS 6.0 + ASP.NET 2.0 なサーバ上で動く blog システムです。現状では、IIS ベースのレンタルサーバは少ないので(「スタート・マイ・ドメイン」キャンペーンでどこまで増えるかな?)、どちらかというと、すでに IIS 導入済みの企業のイントラネットで使われていることを想定しているものと思われます。実際、ライセンス体系も、個人向けというより、企業向け、団体向けになっています。

この blog の売りは、

  • カテゴリ別に RSS が生成できる
  • MovableType の各種インデックステンプレートをコンバートして利用できる (ただし、MovableType から投稿済みの過去記事を拾ってきてインポートする機能はない。テンプレートだけを持ってこれる)
  • 動的生成 + サーバ側キャッシュ でパフォーマンスを確保 (新しい記事の投稿時、既存記事の編集時は、関連するページのキャッシュを自動的に破棄[ASP.NET 2.0 の QueryNotification 機能を利用])
  • ライセンスはユーザ単位ではなく、プロセッサ単位
  • blog クライアントとして MS Office (Word、Excel、Outlook) が使える
  • XOOPS のようなフォーラムを開設可能
  • アクセス解析機能内蔵
  • ASP.NET 2.0 ベース(かつ動的生成)なのにも関わらず、Webページの拡張子は .aspx ではなく、.html にする(見せかける)ことができる(し、?hogehoge=mogemoge のようなパラメータも隠せる)

といった辺り。

逆にデメリットは、すでに書いたように、IIS ベースのレンタルサーバが現状では少ないこと。そして、本格的にカスタマイズするには、Visual Studio 2005 が必要なこと。

3月にβ版、5月に正式版がダウンロードできるようになるそうです。ライセンスの価格が不明ですが、Personal Edition (単一ブログのみ作成可能、フォーラム機能なし)は無料で配布される模様。

あと、興味を惹いたのは、WYSIWYGエディタとして、FreeTextBoxを組み込んでいること。なるほど、FreeTextBox なら Office 系アプリとの親和性は抜群ですね。気になるのは FreeTextBox はソースに手を入れて配布するには $199 払う必要があること。M3 Weblog の Personal Edition には、このライセンス代金が転嫁されることはないのか、それとも、WYSIWYGエディタ機能が殺されているのか。どっちだろ?

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投稿者: tsupo 2006.02.13 午後 07:24 | 固定リンク | このエントリーをはてなブックマークに追加 | このエントリを del.icio.us に登録 このエントリの del.icio.us での登録状況 | このエントリを Buzzurl に追加このエントリの Buzzurl での登録状況 | このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリのlivedoorクリップでの登録状況 このエントリをlivedoorクリップに登録している人の数 | 酢鶏巡回中

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