楽天広場のトラックバックURLが暗号化されました

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迷惑トラックバック対策として、トラックバックURLの暗号化を行いました。

トラックバックURLを楽天広場ブログのHTML内で暗号化して表示することにより、
スクリプト等で自動的にトラックバックURLを取得することが出来なくなりました。

迷惑トラックバック対策：トラックバックURLの暗号化を行いました

実際に、上記「楽天広場スタッフBlog」の記事「迷惑トラックバック対策：トラックバックURLの暗号化を行いました」の html ソースを見てました。

この記事のトラックバックURL：
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/hirobastaff/diary/200605290000/a05cf/

迷惑トラックバック対策：トラックバックURLの暗号化を行いました

「この記事のトラックバックURL」を表示する部分の html ソースは、以下のようになっています。

    <div class="lo">この記事のトラックバックURL：<br />
    
    
    
    <span class="jscrypt" title="lppt&gt;++pf*the~e*veoqpaj*gk*nt+lmvkfewpebb+`mev}+6442416=4444+e41gb+">
        @@@var@@@
        </span>
    </div>

つまり、JavaScript が有効な環境でしか、暗号化されたトラックバックURLのデコード(解読)は行なわれません。

JavaScript が有効な場合は、トラックバックURLが表示される

JavaScript が無効な場合は、トラックバックURLが表示されない

JavaScript を使って「暗号化されたトラックバックURL」のデコード、表示を実行しているので、JavaScript を OFF にしていたり、そもそも JavaScript が使えない環境だったりすると、トラックバックURLがわかりません。

確かに、「html ファイルを解析して、トラックバックURLを機械的に取り出して、トラックバックを自動送信するプログラム」に対しては効果があると思いますが、JavaScript を使わない(もしくは、使えない)環境の人をも弾いてしまうので、トラックバックスパムを防ぐ方法としては一長一短がありますね。

おまけ

実は、「html ファイルを解析して、トラックバックURLを機械的に取り出して、トラックバックを自動送信するプログラム」を JavaScript で書けば、機械的にトラックバックURLを取得できます。デコードの必要すらありません。

        a  = obj.document.body.innerHTML;
        i1 = a.lastIndexOf('<SPAN class=jscrypt');
        if ( i1 >= 0 ) {
            t  = a.substring(i1,a.length);
            i1 = t.indexOf('>');
            i2 = t.indexOf('</SPAN>');
            if ( (i1 >=0) && (i2 > i1) ) {
                t = t.substring(i1+1,i2-1);
                pingUrl = t;
            }
        }

例えば、上記のような JavaScript (Internet Explorer用) を書けば、pingUrl に「トラックバックURL」が入ります。 デコードは、すでに Internet Explorer がやってくれているので、その結果を取り出すだけです。