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2007.10.16
有料リンク販売サイトの範囲
「有料リンク販売サイト」はサーチエンジンの検索結果に悪い影響をもたらす、ということで、ペナルティとして、PageRank が引き下げられたり、(検索エンジンのデータベースの)インデックスから削除されたりする、という話題が出ています。
以下、関連情報へのリンク。
- グーグル、有料リンク問題に新たな対策 - リンク販売側へのペナルティ開始 :: SEM R
- グーグル、SEO"有料リンク"対策に新ポリシー - 販売サイト側へのペナルティ発動へ:渡辺隆広のサーチエンジン情報館 - CNET Japan
- 有料リンクは是か非か? find-jobとかエンジャパンとかネタフルとかまぐまぐとかウノウラボとか
要するに、お金を出して、被リンクを買い捲るサイトが「有料リンク購入サイト」、「有料リンク購入サイト」に被リンクを売るサイトが「有料リンク販売サイト」になるわけですが、現在のウェブでは、リンクの売り買いは、広く、日常的に行なわれています。その数が無視できないくらい多く、大規模であるからこそ、サーチエンジンの検索結果順位に大きな影響がある(SEOスパムであると判断される)わけですが、では、具体的に、どんなリンクが「有料リンク」なのでしょう?
アフィリエイトリンクも「有料リンク」に含まれるのでしょうか? あるいは、最近増えてきているブログに記事を書くと報酬がもらえるタイプのいわゆる pay per post (な記事中に含まれるリンク)も「有料リンク」に含まれるのでしょうか? この辺、含まれるのかどうか、関連記事を読んでみても、いまいちはっきりしません。
あと、Google AdSense で表示される広告に、「PageRank7のサイトからリンクをはります」といった類の、被リンクを販売を生業としているとしか思えない組織の広告が含まれていることがあります。そういう広告の仲介を行なっている以上、Google自身が「有料リンク販売サイト」に該当するのではないか。あるいは、Google AdWords や Google AdSense の仕組み自体がそもそも「有料リンク販売」に該当するのではないか、とも思えるわけです。Google が Google 自身をインデックスから削除する事態になれば非常に面白いんですが、さすがにそんな事態は発生しないでしょう。
お金が絡むリンクはすべて「有料リンク」と解釈すると、ウェブで商売をしているサイト(少なくとも物販サイトは全部含まれる)へのリンクはすべて「有料リンク」ということになってしまいます。さすがに、そこまでペナルティの対象になると、非営利の個人サイトや学術団体のサイト等へのリンクしか残らなくなってしまいます。そんなわけで、どこからどこまでがペナルティの対象となる「有料リンク」なのか、明確な定義が欲しいところ。
それとも、すでに、どこかに明確な定義が存在しているのでしょうか? 情報を求む。
投稿者: tsupo 2007.10.16 午前 06:41
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