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2008.03.25
Turnabout に関するメモ
Turnabout というのは、Internet Explorler でユーザスクリプトを使えるようにするためのプラグインで、Firefox の Greasemonkey との互換性はそこそこ高いようです。
いまさらすぎる気もしますが、私としては、IE でもユーザスクリプトを使いたいので、Turnabout を試しに使ってみることにしました。
で、以下は、実際に使ってみて気が付いたことを、適当にメモったものです。
とりあえず、使ってみた感想というか、その辺
- 3rd party ユーザスクリプトを使うには advanced バージョンが必要(basicバージョンでは Turnabout に同梱されているユーザスクリプトしか使えない)。advanced も無料で使えるっぽい
- ユーザスクリプトは C:\Program Files\Reify Software\Turnabout\scripts に入る(ユーザごとに設置するんじゃなくて、システム全体で共有!!)
- mozcompat.lib.js で Javascript を Firefox 互換にする(どこまで互換を実現できてるのかは未調査)
- gmcompat.lib.js で Greasemonkey 互換機能を提供
- ユーザスクリプトのインストールは *.user.js へのリンクを右クリックすると出てくるメニューから行なう。カスタマイズ(適用するサイトの設定とか)は、turnabout ツールバー経由で行なう
- とりあえず、autopagerize (8551.user.js) はそのままでは動かない(Javascript のエラーが出る)ことはわかった。どこをどういじればいいかは、これから調べてみる
- "Write User Scripts :: Reify Developer Site" によると XPath もサポートしているみたい
問題点
- 正式に対応しているのは IE6 のみで、IE7 は対象外(いちおう、デフォルトで用意されているユーザスクリプトは IE7 でも動いてますが)
- 2005年以降、開発が止まっている? 最新版は 0.3.1 で 2005年7月に出たもの → それ以降に Firefox や Greasmonkey に対して行なわれた変更は反映されていないので、互換性が低下していると思われる
動作原理
- Turnabout 本体はツールバーの形態を取っている。Win32 の dll として実装されている
- IE のJavascript 処理系をフックし(もしくは IE 側から dll 内のエントリポイントを呼び出させて)、ユーザスクリプト(*.user.js)やライブラリ(*.lib.js)を実行したあと、IE 本体に処理を戻すようにしている(推定)
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投稿者: tsupo 2008.03.25 午前 03:04
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